遺産相談と遺言書作成上の注意点

遺産相続を成功させるためには、自分の思いを適切に反映させた遺言書を残しておくことが肝要です。では、どのような点に気をつけて、遺言書を書けばよいのでしょうか。ここでは、数々の遺産相談に立ち会ったベテラン公証人の意見を御紹介しておきましょう。すなわち、このベテラン公証人の感想としては、せっかく立派な遺言書を以前から作成しておいたのに、死ぬ間際になって遺言書を書き変えてしまう場合に、残念なケースが多いとのことなのです。

では、何故なのでしょうか?せっかく、遺産相談に応じて遺言書を作成してあげたのに、また遺産相談をされて遺言書を作り直すということが、公証人のプライドを傷つけたのでしょうか?死ぬ間際まで遺言書を推敲する態度というのは、美談であるようにも思えますし、公証人も料金を倍とれるわけですから、結構な話のようにも思えます。でも、この場合、今まで音沙汰もなかった相続人の一人が、急にすり寄ってきて、身の回りの世話をするようになったりすることが多いようなのです。つまり、明らかに遺言財産狙いで近づいてきて、死ぬ間際に遺言を書き変えさせようという魂胆なのです。そして、このような、これ見よがしの親切に騙されて、以前に作成した立派な遺言書を台無しにしてしまうことが、この公証人にはやるせなかったということなのです。

つまり、公証人は、あくまで本人の遺言書作成を手助けするだけですから、本人が変更すると言えば、それに従うしかないわけなのです。広島で債務整理のことならこちら

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